「………。」
「っ…………。」
「………。」
「あ、あの…」
「!?な、何?」
「いや、どうしたのかなぁーって
ずっと黙っているから…。」
「あ、いや、ごめん」
「いえ、」
コツコツ…
トントン
「あ、はい」
「ごめんけど篠原さんの家知らない?」
「え?わ、私が篠原ですけど…」
「!?
じゃあ、あなたが美桜ちゃん!?」
「え。はい」
「これからお世話になります!!」
「はい?」
「…もしかして下宿人の人じゃない?
美桜ちゃん!」
「え?下宿人?
まだいたの!?」
「うふふ、よろしくね!!
って言っても来週からだけどネ☆」
「や、ちょっ!!」
「じゃあね―!!」
「どういうこと…」
下宿人が増えるの!?
ってことは…5人?になるの?
最っ悪…でも、綺麗な人だったなぁ
榎本がヨロコビそう……
あれっなんで私…
先輩以外の人の事考えてんだろ。
「…お…ちゃん!美桜ちゃん!」
「はい!!」
「大丈夫?(笑)」
「や、あ、はい」
「………。」