そして、四月
私達は高校に入学した
クラスを調べていると「あっ...」

昔仲良くしていたあの子の名前が、そこにあった
「どうしたのー?」
「昔の知り合いの名前を見つけてねっ
まっ相手は多分覚えてないと思うけどね。」
「そうかな?」
「早く教室行こう」
教室に入ると同じ学校の仲間たちとか話をしていた。
「結城ー」
「なんだよ」
クラスの男子の中には結城の姿があった。
あの頃と雰囲気は変わっていない
「結城、結城だよねっ覚えてる?」
「誰だっけ?」
・・・忘れてるよね
「あっごめん。人違いでした」
「桜樹結城。」

「えっ」
「だから、俺の名前」
「私は綾瀬千尋」
・・・・・・
「よろしくな。千尋」