その直後、ベッドをしきっていたカーテンが勢いよく開いた
「こら~保健室は昼寝するとこでも遊ぶとこでもありませんよ!」
ベージュのエプロンをした保健室の先生、さなえ先生ことさっちゃんが立っていた。

「さっちゃん!!」
「いいじゃんちょっとぐらい~」愛美は起きてすねている。

「さっちゃん~私たちは美羽のお見舞いにきたの!!」
「まぁ・・・騒いでるけどね」奈々に軽くぼそっとツッコミをいれた友夏。


さっちゃんは54才で年は離れてるけど中学に入ってから親切にしてもらってる先生だ。(鼻血でた時とか笑)

明るくショートヘアーが似合うさっちゃんはみんなに人気があり親しまれている学校のお母さん的存在かな

「はいはいわかったからもうあなたたちは教室に帰りなさいっ授業始まるでしょ!!」
さっちゃんはみんなの背中を押す
「はいはいわかりましたー じゃあ美羽ゆっくり休んでね」奈々がカーテンからひょこっと顔をだす「バイバイ美羽~」
「私がいないからって泣かないでよぉ」
「泣かないから!」
愛美は「あはは」と笑いながら保健室をでていった

みんなありがとう

私すごく嬉しいよ

心配してくれる友達がいるってすごく幸せだよね