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「・・・・・っ?」
目をあけると見なれない天井。

白いカーテンに消毒の匂い
外にいる生徒たちの声・・・・・

あれ・・・?私なんでここに・・・・・・・・


保健室??



「美羽っ?!!」
ベッドの周りに白いカーテンがつくる壁をめくり奈々が心配そうに私の顔をみた
「大丈夫?もう、びっくりしちゃったよ。貧血で倒れるなんて・・・」
「貧血・・・・?」


ああ・・・だから目の前がふらついて気持ち悪くなったんだ

それに意識が遠くなったのも・・・

「美羽、無理しちゃだめだよ!あっでも顔色よくなってきたね」あとからきた友夏は冷えたタオルを渡してくれた
「ありがとう・・・」

愛美もそばにきてくれて「もー心配したんだからぁ!」友夏の背中からひょこっと顔をだした


「ごめんね、迷惑かけちゃって」

「そんな品気臭そうなこと言わないの!お互い様なんだから」

「そうそう!あっ私も寝ちゃお♪」
愛美はゴソゴソと私の横に入ってきた

「愛美~狭いでしょ!」
「狭いとこ好きだからいいの!!」愛美は「おやすみー」といいながら寝てしまった