体育館にセミの鳴き声が響く
｢じゃっ休憩ー!!｣
先輩たちの合図でしばし休憩｡

｢はぁぁ～疲れたぁ｣古いげた箱の横に座る愛美はブルーのフェイスタオルで汗をふく｢でもまだ１時間あるからがんばらなきゃね!｣友夏はスポーツドリンクで水分補給をする｡奈々も飲み始めた｢ぷはっ!!私､部活くるのギリギリでヤバかったなぁ｣ふぅ。とため息をつく奈々は先輩たちと同時にきたので本当にギリギリセーフだ 私もお気に入りのピンクと黄色の布地のタオルを顔にかぶせた
夏の暑い体育館はサウナ状態で練習後は体が熱く火照っている｡体育館の近くにある緑色になった桜の木にスズメもこの暑さにまいっているのか日陰で休んでいる｡外では野球部が青空の下走りまわっている私は立ち上がって低いさくから校庭をみた｢うわ～暑そう野球部大変だね｣ ｢きゃーっカッコイい!!川崎先輩!!｣ ｢カッコイい!!かっこよすぎるよ鈴木先輩ー!｣私の隣にくるなり友夏と愛美は校庭に声援を送る｡相変わらずあの川崎先輩は女子に人気で最近､鈴木先輩という人も人気らしい･････｡｢どこがいいんだか｣私と奈々は以心伝心で同じ言葉がでてきた