ペットボトルを握りしめた友夏が水分補給をする ｢う～なかなか青山中､折れないね･･｡こっちだって負けないからっ!!!｣愛美が｢いけいけぇ-!!!｣とコートにエールを贈る｡
バシッ 愛理先輩がアタックを打った｡ もうすぐ床に触れようとしている｡しかし青山中はなんとかボールをつなげ アタックをコートに叩きつけた｡バシッ
｢うわっやられたぁ あのスパイクは取れないよ｣奈々がため息をついた｡ちらっと偉そうにイスに座っている杉田先生を見ると眉間にシワを寄せている｡そして珍しく立ち上がったと思えば相手チームにケチをつけはじめた｡｢今のはどう見てもネットタッチだろ?!!!反則だ!!!｣審判に反論している あーあ審判かわいそう･･･｡青山中は正々堂々戦ってるのに なんなんだ心の小さいあの男は･･｡と私は心の中で呆れていたでも人事じゃなさそう･････｡だって周りから冷たい目で私たちも見られてるー!!汗 ｢うわっ最悪･･｣ ｢だよね････｡｣奈々もその視線に気づいたらしい｡ もぉ!杉田のバカ!!!私は杉田先生にべっと舌をだしてコートに声援を贈るのに専念した｡