**********************私たちは軽いパスや体操を終え間もなく試合にいどむとこだ「いいか前回負けたからって弱気になるなよ!絶対なにがあっても勝ちに行くぞ!!」エンジンをかこみ杉田先生が気合いを入れる。「いくぞ!」「オー!!!」先輩たちはコートに入っていった。ユニフォームを着た背中がかっこいい・・・・。緊張感が高まるなか試合開始と同時に笛が鳴ったサーブは私たちのチームからだ。ボールはネットを超え青山中へと渡った。青山中と前回戦ってから私たちのチームは前より強くなっているがそれと同時に青山中も強化している。 「うてぇ!!」 バシッ!「うてー!!」 バシッ!いくら打っても青山中はポーンと返されてしまう。「やばいよ・・・。点差がもう10点近いんだけど・・。負けちゃうよぉ」奈々がタオルを握りしめている。「青山中だからそう上手くはいかないよ でも前の試合よりは点とれて成長してるよっ!!」私も汗を拭った。本当は先輩たちに勝って欲しい・・・。でも相手は県大会の経験がある青山中。負けても仕方ないと思ってしまう「頑張れーっ!」「ボール前だよーっ!!ナイスレシーブ茉莉!!!」茉莉もコートの中で頑張っていた。ポーン バシッ
ポーン バシッ

「あっ青山中とさっきからリレーが続いてるよ」