散りかけた桜の花びらが私の前で舞う。 桜は私の一番好きな花。散るのが早くても小さな花を一生懸命咲かせてるから。 ねぇ、あの頃の
私も桜に負けないくらい一生懸命だったでしょ?自分を見つけるために・・。

小さい校舎に授業終了のチャイムが響き渡る。「さっ部活行こっ」カバンを持った愛実がせかす。「もぉう~待ってよ愛実。張り切りすぎ!!」カバンに教科書を詰めている奈々が急いでいる。「美羽も行こ???」友夏が教室をでる前にふりむく「あっごめん私、係の仕事あるからさ・・・。悪いんだけど先輩たちに遅れるっていっといてくれる?」「了解~」はぁ・・・。よりによってなんで今日?同じ係の子が休んでるとかありえん~