この関係を説明するまでの流れも何度もやったので、的確に説明するのは慣れたものだが、それでも言ってることはややこしいので、理解してもらうのに15分はいつもかかってしまう。

「ってことは、ホントに君は叔母なのか?」
ようやく理解した先輩が聞いた。
「はい。改めまして、私がしゅーくんの叔母の桜って言います。いつもしゅーくんがお世話になってます。」
「おかんかよ!」とまたツッコミたくなったが、天丼はダメ絶対。
「おお、礼儀正しい。じゃあ、こっちもご挨拶していこうかね。」