「結希ってすごいな」
「ん?なんで??」
ふと、思った。
だってあの妖怪スピーカーと恋人としてやっていけてるんだもの。そりゃあすごい事だぞ。
でもこの結希だからこそやっていけるんだろうな。面倒見が良く、お母さんと言っていいか分からんけどもそんな感じを思わせる結希だからこそあのちゃらんぽらんを温かく見守って付き合っていけているんだろう。
意外な組み合わせだけど納得できる所がちゃんとある。2人はお互いにベストなパートナーをものにしたんだ。
君らは世界一幸せなカップルだぞ。うん。
「よし、結希!今度遊ぶ時はディズニーでも行こう!!」
「えぇ!?あ、うん!!行く!!いのちゃんと行きたい!」
えへへっと、結希ははにかみ笑顔を見せる。
太陽のようなひまわりの笑顔。今日も眩しいぜ。