カチャカチャ。

ガヤガヤ。

みんなで夕食を食べる。

俺は食べるのがうまくできない小さい子供の世話が担当。

なのでいつもこの時間は忙しい。

魏姫程じゃないけど。

「はい、ちゅうもーく‼︎静かに」

かーさんの一言でさっきまでのうるさい雰囲気がシーンとなる。

「今から重要なお知らせがある」

何だろう重要な知らせって。

「明日から魏姫と魅火流が寮に住むことになる。そこで2人に代わるリーダーが欲しい。2人とも、選んでくれるか?」

予想外。

考えてもいなかったそんなこと〜

誰にしよっかな…しっかりしてて面倒見が良さそうな男子は〜っと。

こいつに任せるか。

「じゃあ魏姫から」

「あたしの代わりは…劉華(りゅうか)にまかせる。いいか?」

「はい魏姫姉。ありがとうございます」

「魅火流は?」

「俺は……零冷(れいさ)に任せる」

「俺は別にいいぞ魅火流にぃ」

ちなみに劉華は魏姫の次に女子の中で年上だ。

零冷は俺の次に年上。

零冷と同い年はいるが、面倒見が良いという理由で零冷にした。

「決定でいいか魅火流?魏姫?」

「「いいです」」

「じゃあこれからよろしく。どんな仕事があるのか聞いておくこと」

「「はい」」

良かった無事に決まって。

今日の夜は寝るのが少し遅くなりそうだな…