ワラワラと人が集まってくる。

今の条件に当てはまる人のみが残った。

「では最初に寮に入る予定じゃない人は親に相談し、寮に入るようにしてください。何か理由がある場合は僕に言ってください」

ほほう。

お母さんに相談しなくちゃいけないこれ。

「じゃあ今の人はOKね。次に四天王へ。四天王以外は少し下がって」

関係ない人が少し下がり、四天王が残った。

「若蛇 魏姫、鬼風 魅火流、和江 真輝音、芹 狂士。あなた達を四天王に任命する。よろしく頼む」

「「はい」」

「うーっす」

「………」

返事がまちまちだな。

1番上は魅火流と真輝音。

2番目はあたし。

3番目は芹先輩。

こんな感じで大丈夫なのか…

迅竜で固められた四天王だし…

不安な高校生活が始まった。