「ごっ、ごめんね。もういいよ…」


「っ!」




そう言われて振り向けば、ショーパンにTシャツとラフな格好をしていた。


ラフな格好なのに足の露出おおすぎ…。なんか…無駄にえろい……。


制服と違ってTシャツがぴったりしてるから腰とか胸とか……ってオレどこ見てんの!?!?




「な、なぁに?」


「…………別に」




やめろ。首を傾げるな。かわいすぎんだから。




「無自覚ってこええ…」


「何か言った?」


「何も言ってねえよ」




くるっと振り向いたひなにオレは視線を逸らしてそう言った。


ひなって…こんなに綺麗だったかな…。




「…なあひな」


「ん〜?なぁに」