ー キーンコーンカーンコーン

いつもの日常。

変わらない風景。

なのに,今日は何か嫌な予感がする…。

今日は…。
一日中,部活動,生徒会,委員会決めか…。

だるいな…。

「ほらー席につけー
　今日は,まず委員会から決めるぞー」

委員会どうしようか…。

悩んでいるときに後ろから誰かに突かれた

「ん？」

後ろの席は…。
あ,海帆だ。

「一代ちゃん〜委員会どうしよ〜
　一緒に入ろ〜」

今にも泣きそうな声で海帆が言う

「ぅ,ぅん。」

委員会…。

「ん…。さん…。篠原一代さん！」

「は、はぃ！」

私は,ぼーとしていたらしい。

「篠原さんが生徒会に推薦されています。
　どうですか？」

どうですかって聞かれてもな…。

他に誰がいるんだろう？

　…優太…顕嵐…玄樹…じん…海斗…

って,Sexy Boysのメンバー！？

はいったら…。

女子達に…。

「せんせー俺にいい案があるんっすけど」

「なんだ,言ってみろ」

「俺は,一代を入れたいんですけど一代女子1人じゃ,入らないと思うんでー藤ヶ崎も入れればいいと思いまーす」

え…！？

海帆も巻き込むつもり！？

「藤ヶ崎さんどう？」

「一代ちゃんが入るなら…。」

えー！？

「ちょっ！海帆！分かってんの！？」

私は,海帆に小声で話しかけた。

「分かってるよ…。いじめに合うかもしれない…。でも,一代ちゃんとなら…。きっといじめられないはず。」

無責任な…。

「分かりました。やります」

あぁ…。女子達の視線が痛い

（ｺｿｺｿｺｿｺｿｺｿ）

コソコソ話してんのわかってんだよ

いちいちいらつくな…。