そんな事をしているうちに授業が終わった。教室が一気に騒がしくなる。

六花がパタパタとこちらに来た。
「愛梨〜」
いつの間に準備を済ませたのか六花は帰りの準備を済ませていた。

....六花は女の子だな....。
髪もピンクだしワイシャツもピンク....
私はというと....
胸まである毛先を巻いただけの黒髪。
白いワイシャツ。
質素すぎ！！！！！

「あーいーりっ？」
そういいながら顔を覗きこんできた六花を見て我に帰った。

「あ、ごめん。今から準備する！」
そういいワタワタと準備をした。
準備が終わり一息ついたところで気がついた。

「てか、澪は？帰ったの？」

「澪はさっき先輩に呼び出されてたよ〜。告白じゃないかな？」

「ふぉっ！こ、こくは！入学して何回
目っ？！」

「わかんないくらいっ！、すぐ帰ってくると思うし待ってよっか」

「そだね。でも告白かぁ。したこともされ たこともないや。好きとか分かんないし....。」

「私は中１の時に１回だけしたよ！付き合えたけど浮気されて....。ぁんのクソ浮気野郎〜。一発殴ればよかった....！」

悪魔六花が出てきたので無視した。