男子が嫌い?というか生理的に無理っ! それが私、鈴木伊万里。そりゃ、クラスメイトとして話せるし、男子友達だって少ないわけじゃない。守られるようなタイプでもない。
でも・・
異性として認識したらアウト。近づくと、うまく話せないし、寒気がする。
世間ではそれを「男嫌い」というらしい。でも、自分では私は男嫌いじゃないと思ってる。コイバナだって好きだし、恋がしたい。女の子が好きなわけでもない。人並みに恋をしてきたし、初恋も終わってる。なんで? 一般家庭の娘でふつうの親。普通の女子高校生。お嬢様じゃないし、男に免疫がないわけじゃない。なのに、
「どーして?!」
「そりゃ、理由はあんたしか知らないよ」
私の複雑な悩みを一刀両断してくれたのは親友の美由紀。ちなみにリア充。
「だって、私ふつうなのに?どうして、男子と話せないんだろ・・・」
そんな風に落ち込む私に美由紀はいつも同じ質問をする。
「何かトラウマでもあるんじゃないの?」
でも、そんな体験ない。私は私があんまり好きじゃない。この性質のせいで。
でも・・
異性として認識したらアウト。近づくと、うまく話せないし、寒気がする。
世間ではそれを「男嫌い」というらしい。でも、自分では私は男嫌いじゃないと思ってる。コイバナだって好きだし、恋がしたい。女の子が好きなわけでもない。人並みに恋をしてきたし、初恋も終わってる。なんで? 一般家庭の娘でふつうの親。普通の女子高校生。お嬢様じゃないし、男に免疫がないわけじゃない。なのに、
「どーして?!」
「そりゃ、理由はあんたしか知らないよ」
私の複雑な悩みを一刀両断してくれたのは親友の美由紀。ちなみにリア充。
「だって、私ふつうなのに?どうして、男子と話せないんだろ・・・」
そんな風に落ち込む私に美由紀はいつも同じ質問をする。
「何かトラウマでもあるんじゃないの?」
でも、そんな体験ない。私は私があんまり好きじゃない。この性質のせいで。