この声のを浴びせられている男の子は、楠木咲哉くん。

「毎日大変ね。」
なんでも、楠木咲哉くんはすごくかっこいいらしい。それに勉強もできるし、運動だってできる。それは、モテるよね。


「そうだね、あたしだったら耐えられないなあ。まあ、そんなことが起こるなんてありえないんだけどね、あはっ」

「もう、わかってないんだから。」

「うん?何か言った?」
涼風ってたまにそういうことあるよね。何も無いんだったらいいんだけどね!