「おい、おじさん。やめろよ。」


そういった男の子がおじさんとあたしの手を引き離した。

「逃げるぞ、お前。」
その瞬間、あたしと男の子は走り出した。どこに行くかも分からないけど、ただこの男の子には着いて行けると思った。



そして男の子が止まり、あたしになにかかを言ったところでいつも目が覚める。