可憐な花に囲まれた豊かな国。


ここは、魔法界であって一番強力な王国出会った。


昔、この国に住む王がヴァンパイア王国の女王と恋をし、結婚をした。


愛し合っていた王と王女の間に、新しい女の子が生まれた。



その女の子に可愛らしくて爽やかな名前と美しいティアラをプレゼントした。



しかし、女の子は成長するにつれて誰よりも偉大な力を持つようになった。



誰もが魔法界の王と、ヴァンパイアの血をひく王女の間に産まれた子だから、偉大な力を持っていてもおかしくはないと思っていた。



だが、想像以上に強い力だった。



人を殺してしまうのではないかと心配になった王と王女は、可哀想だけど女の子を地下にどじ込めて閉まったのだ。