不思議な事に、不快というよりも、納得してしまっている私がそこにはいた。
 
 私は、どんなに楽しいことがあっても上手に笑えない。
 悲しいことがあっても、人前で泣きたくない。
 話しかけられても、どんな顔をしていいか分からない。

 その結果が恐らく、ロボットを連想させたのだ。