でも、レイプされたことを相談しても、彼は信じてくれなかった。
 
 彼は、私を避けていった。
 私に触ることを、嫌がっていた。
 私に近づくことさえ、嫌がっていた。

 私が、好きになった人は、結局そんな人だった。