「どれだけ・・・・私のこと考えてくれてるの・・・?」



 「これくらいだよ。


 ナツメから離れたら、俺は多分生きていけないから。


 ナツメを傷つけたら、俺は一生後悔するから。


 どうしても、ナツメがキスしたかったらナツメからしてきてよ。俺に。


 俺は責任とれる年になるまで、キス以上のことはしないって決めてるから」




 優斗くんはそう言って目を伏せた。


 私たちはまだ16歳。

 責任とれる年って・・・20以降かな・・・。