私がそう言うと、優斗くんは途中でやめてあげられないよ、と最後まで念を押しながら私にキスした。



 「ん・・・・・、ぁ・・・」


 部屋の中に響く甘い声。

 自分からこんな声が出てるかと思うと、すごく恥ずかしい。


 
 「ゆう、・・・とく・・・・っ、・・・ん」



 キスだけで、意識が飛んじゃいそう。
 

 そう、幸せに浸っているとき。

 「んっ!?」



 服の中に手が入ってきた。


 中途半端に暖かい彼の手が私の服の中で動いてる。

 このまま、最後までしちゃうのかな・・・、と思っていると優斗くんの手が止まった。