キス、される・・・・。


 やっぱり緊張するよ・・・っ。

 思わずギュッと目を閉じていると、唇に柔らかいものが当たった。


 「やっぱり、震えてるじゃん」


 キスされたんだ、と分かった私に優斗くんは言った。

 

 「違うよ! 
  
 その、好きな人とキスするのは・・・初めてだから。


 緊張、しちゃって・・・・・///」


 私、今きっとタコみたいな顔してる。


 「でも、嬉しいの。


 ありがとう。キス、してくれて」


 「///っ!!!」

 私が言うと、優斗くんは耳まで真っ赤にして下を向いた。