「うん」


 優斗くんは、軽く相槌を打つだけで何も言わなかった。


 「手、を繋いだり・・・・、キ、キスとかだけなら・・・いいよ?」


 「・・・///っ」


 優斗くんの顔が赤くなった。


 ベッドの傍にあるスタンドの明かりは赤っぽいけど、それ以上に優斗くんの顔は赤い。


 「そういうことってさ、」


 優斗くんの顔を見つめていると、


 「一緒にベッド入ってる男の言うセリフじゃないでしょ」


 「え?」


 「それって、誘ってるの?」


 ゆっくりと近づいてくる優斗くんの顔。