授業が始まって、10分が経った。

 大竹はまだ戻ってこなかった。
 
 

 20分経って、先生も心配しだした。

 俺は、心配でたまらなくなった。

 「ちょっと、様子見てきます」

 先生にそういって席を立ち、俺は急いで1階に行った。