やっと辛かった毎日から
解放される時が来た。

おばあちゃんはすごく優しくて。
こんなに美味しいご飯は食べたことが
ないというくらい私に
美味しいご飯を毎日作ってくれた。

それでも私の心と体に
ついた傷は深く深く残っていて…

小学生になった頃
学校では私のあざや傷だらけの
体をみて気持ち悪がられた。

私はとても悲しかった。
それでも耐えることができた。

帰ったら大好きなおばあちゃんが
美味しいご飯を作って待って
くれているから。私は頑張れた。