それから色々
わかって段々普通に生活
できるようになった。

でも1つだけやり残したこと…


「それは、お前を見つけること。
おじさんが死んだのは今から
1年前なんだ。
だからそれから普通の生活を
取り戻すまでは探すことすら
できなかった。
でもやっと普通の生活を取り戻し
えみを探しに来た。」

「そうだったんだ…」

そんな壮絶な話があったなんて…

「それで、とりあえず
この町に戻ってきて高校の時から
住んでたアパートみにいこうとしたら
お前がナンパされてるとこ見つけた。」


「探しに来たのにすぐ
見つかったんだね。」

私はふふっと微笑んだ。
心の底からの笑顔だった。


いつぶりだろう。