「嫌がってんのわかんねぇの?
こいつ俺の女だから手ださねぇで
もらえる?」


この声…



誰かが私の腕を掴んで
男から離して後ろに隠してくれた。



このたくましい背中…
俺の女…



「なんだとこいつ!?誰だよおまえ!」

男が声を荒げて怒っている様子。

「だから
こいつの彼氏だっつてんじゃん。」



やっぱり…



「ひろと!!」