ちょっ、ちょっと何!?

嫌だ…気持ち悪い。

「離してください。」

キッと男を睨んだ。

「怒った顔も綺麗だねぇ。」
ニヤニヤと舐めるように見てくる男。

本当に無理。
振り払おうとしても男の力に
敵うはずがなく…

「や、やだ…」

やばい…泣きそうだ…


「おいっ。」


ぐいっ


「えっ?」