次の日からわたしは学校に行った。


何も変わらない学校。
でも変わったことは2つある。


ひろとがいないこと。
私から笑顔が消えたこと。


親友のるりといるときでさえ
私は笑えなくなっていた…


そんなるり達はいつも
私を心配してくれているけど
それに答える元気すらなかった…


笑顔ってどうやって
作るんだったっけ…


いつしかまた…私は
嘘の笑顔を
貼り付けるように笑っていた。


誰も気づいていないその笑顔に。