なんで声かけてくんのよっ!
私の秘密を握ったから?

面白がって遊ぼうとしているの?

あーーー。とにかく
今後一切関わらないようにしよ。

なんて考えも一発で
打ち砕かれてしまった。

だってイケメン君、私と同じ
クラスだし、しかも私の前の席
なんだもん。

私の後に教室に入ってきた
イケメン君は沢山の人に挨拶
されていてその一つ一つに
笑顔で答えて…
もう女子なんか悲鳴あげてるじゃん。

そして私の前へと座った。