そんな時、悲劇はいきなりだった。 その日は冬でちらちらと 雪が降っているほど寒かった。 ひろとは学校から 帰ってから自分の部屋の ストーブをつけて眠ってしまった。 ちかくに紙が落ちているのもしらずに… 起きた時には家の外で 目の前には家から 炎が燃え上がっていた。 訳も分からずただ言葉を失った。 近所の人たちが 大騒ぎをして周りからでてくる。 消防車や救急車が何台もやってきた。