「ひろと、うなされてたの…
何があったか無理矢理話さなくても
いいの…でも私、いつもひろとに
助けてもらってるのに私は
ひろとの支えにもなれないなんて
辛いの…
1人で抱え込まないで欲しい…」


私は泣いていたのだろうか…
他の人のことで泣くなんて…
前の自分では考えられない…


「えみ…
ごめんな。隠してて…
隠してたっていうか、話せなくて。
話したらえみがどっか
離れてくんじゃねぇかって怖かった。
でも今日、全部話すから…
だからもう泣くな。」