「るりと2人で遊んでた時
2人が女の人と歩いてるの見たから
てっきり…ね?」

私はるりに同意を求めた。

「う、うん…あはは」

るりも私もただ笑うことしか
できなかった。


ひろとは、
はぁと盛大なため息をついた。


「あのな、浮気なんか
するわけねぇだろ。お前はあほか。
あれは大地のねぇちゃんだよ。」


うっ、またアホ呼ばあり。
でも今回は私のせいか…


勝手に勘違いしちゃって…

「ごめんね?」


「不安にさせてごめんな。」
ひろとはくしゃくしゃと
頭を撫でてくれた。


悪いのは私なのに…
優しすぎるんだよ。