「ねぇさっきの何だったのかな?」

私は答えることのできない質問をした。

「本当に
大地君と槙村君だったのかな?」

るりは付き合い始めた日から
高野君のことを大地君と呼ぶように
なったとさっき聞いたところだ。

「うーん。でも確かにそうだったと
思う。見間違えるわけないしね。」

「確かに。」

2人で悩んでも
答えは一向に見つからない。


「明日4人で帰って聞いてみる?」

るりの提案に私も賛成をした。