私達の見ている先には
楽しそうに話すひろとと高野君。
そして2人の女性。


訳がわからない。
私も混乱していてその場から
動くことができない。


ねぇ何で…
何でよ…私を守ってくれるんじゃ
なかったの?


幸せにしてくれるんじゃなかったの?


いつの間にか
目には涙がたまっていて
ポロポロと流れ落ちてくる。


るりはもうすでに泣いていて
私達は人気の少ないところに移動した。