「ねぇどこいくの〜?」

行き先を知らなかった私は
ひろとに聞いた。

「内緒。」

そう言って私の手を
引っ張っていくので気にしつつも
おとなしくひろとに
ついていくことにした。


いくつか電車に乗って辿り着いた場所は


「わぁ!すごーい!!」

とても綺麗な海だった。

「えみをここに連れて来たかったんだ。
ここ俺のお気に入りの場所だから。」


「本当に綺麗だね。
連れて来てくれてありがとう!」