まさかこんなことになるなんて思わなかった。


かばんをとって帰ろうと思ってだけだし、そもそも人が居るなんて思ってなかったし!


「あの…離してください…!!!!」


「悪い…」


離してもらった私はばれないようにその人との距離をとった。


そのおかげでさっきよりは視界がはっきりしてきた。


前にいた男子は…かっこいいってのが似合うと思った。


学校の中ではモテるんじゃないかな?ってくらい整った顔をしていた。


ただ…見た目がとってもチャラいわけですが…。