目の前の美少年は私と同年代。






褐色の肌に長身。髪は黄金のように太陽の光を浴びている。






エスニック調の服を着ているリーファとは対照的に今風の格好をしていた。






「アルフ様」




この美少年アルフって言うんだ。



「俺の顔に何かついてるか?用があるなら、さっさと言え」




そう言うとアルフは白い石の彫刻もたれる。





どこか、話し方がムカつくけど……こいつもリーファと同じくお世話係といったところだろう。







「いや、夢ならましな夢見せてほしいなー…なんて」




「は?夢?」