「存じ上げております」

面倒臭そうにアルフが言った。



「そんなこと言っていいのか?王子様よ。お前、水難の相が出ておる」




とスレイマ4世。
「は?」
何を急にと反ギレ状態のアルフ。






すると、






─────ザバッ!!!






















アルフの頭上から大量の水が滝のように降って来た。