「は?」



私は机の前のオレンジティー(かな?)を素早く手に取り冷静を装う。





だって、聞き違いに決まってる。アルフならまだしも、爽やかボーイだしファルコは。








どう見ても中学生ぐらいだし。





「まさか、つかさは日本人のクセに舞妓ガールについて知らないのですか?」






………やっぱり、現実ですか。




異世界トリップのファンタジー作品じゃあるまいし、何?この激しいギャップは。







「知ってるけど……それが聞きたくて私をお茶に誘ったの?」


中坊のくせに。
変に色気づいて!!









「まさか」