「ファルコ様!!大臣がお待ちですよ」




立派な口髭を生やしたおじさんが颯爽と現れて言った。





「じいやにバレてしまいました。つかさ、また僕とお話してくれますか?」






「うん!」





爽やか少年、特有のオーラにやられて私は不覚にも首を縦にブンブン振った。





それを見てファルコはにっこり笑うと部屋から出て行ってしまった。