「な…なに単なる抗争じゃないって!!」


そう言って飛沙はソファから立ち上がった。


「落ち着けよ。もう夜なんだから騒ぐな。」


「あっ…」


灰夜に言われて座る。

「…でも単なる抗争じゃないってなに?」


「父さん達はお前を守るために殺された。」


「え……?な、なにそれ……」


初めて知った。