「お前すぐに飛沙さんのところに駆けつけるのやめろ。今日は若頭の付きだろ?」
神塚が聞く。
「そうっすけどー…若頭難しい顔してるんすよ。ずっと…」
「当たり前だろ!今は大事な時期なんだから…」
「大事な時期?なにそれ。聞いてないんだけど…」
初めて知った。
今が大事な時期ということを…。
「えっ!?あぁ…飛沙さんこれは…」
「お嬢これはっ…そのっ……!!」
「二人共…私に嘘が通じるとでも…?」
精一杯の「笑顔」で聞く。
あ、でも目は笑ってない。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…