「♪我らが神よ、我らのシフよ
我らが願いはただ一つ
ただ一つの願いを叶えておくれ」



小さな子供から老人まで
歌声を響かせながら歩いて行く


シフというのは多分、
この町の信仰している神の名だろう



その歌声を聴きながら
一緒に歩いて行く


道の横に建てられた松明が
優しい光を発している


少しずつ暗くなっていく空
目的の場所まで、あともう少し