田中く....... とりあえず決まるまで田中君でいいかな?


田中君が去っていった途端、
「どーなってんの!!」



「わ!!びっくりした!」


急にももが話しかけてきた。


「なんで彩子、田中と仲良くなってんの?」



「ん?....まあね*」



「なにそれ~?」

「....... あれ?彩子、顔赤いよ?」


え?マジで?


全然気づかなかった。
....... ほんとだ。顔が熱い。


「なんでだろ?風邪引いたのかも。」



「マジで~?大丈夫?」



「うん!大丈夫だよ。すぐなおると思う!」


....... またももにウソついちゃった。


................ それに自分の心にも........


けどその事には私は気づいてなかった。