璃沙が18歳になった頃、学校側は器物破損を繰り返す璃沙達数名に退学処分を下した。 




学校を止めさせられた彼女は、それから毎日の様に遊び尽くしていた。 







だが… 

いつしか遊ぶことにも飽き、生きていくことにも飽き飽きしていっていたのだった。 





そんな中、血こそ繋がってはいなかったが両親だけは落ちていく彼女を見捨てはしなかった。






しかし、璃沙にとって両親の励ましや厳しい声が面倒臭かった。 




だから、彼女は生きている意味を探すため、退屈な日々から抜け出すために我が家を捨てることを決心したのだ…。