またも、3人がニヤニヤしてる。 今度は、紙じゃなくてわたしを見て。 きっと、最初からわかってたんだ。 ……わたしが負けるってこと。 「早く選べよ」 「……酷い奴等め」 睨むが、全く効果なし。 「ねーちゃん、俺の選んでね」 「無理!若葉の!」 いや、若葉のが一番引きたくない。 若葉には、変な趣味がある。 それ関連だったら、最悪だ。 「さぁ~どれにする?」