「桐生くん!好きですっ。
付き合ってください!」


ほらな。


学校に着いたら早速女子に
呼び出され、連れ出された場所は
体育館裏。


告白してきた彼女は潤んだ瞳で真っ直ぐに想いをぶつけてくる。


1秒でも早く俺の返事を聞きたい


そんなうるうるした瞳で見つめてくる


彼女は確かにかなりレベルが高い女とみた。


花音といい勝負。

でもなんで花音じゃなきゃダメなんだ?

今までで俺は綺麗な女や可愛い女にたくさん告白された。

だけど、花音より可愛い女なんて
やっぱり見つからなくて
全て断っていた。


だけど今回は言葉に詰まる。


俺は花音に嫌われている。


だったらもう新しい恋をしたほうがいいのかもしれない。


それでも